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いつまでも生き生きと過ごすカギは健康寿命の延伸

予防医学について理解を深めましょう

予防医学という言葉を耳にすることが多くなりました。多くの人は、『健康面に気をつけて病気になるのを防ぐ』と思っているようです。しかしそれだけではなく、既に病気になった人にも関係のある医学です。医療機関で働く者として、自身も健康的に活躍できるようより理解を深めて実践してみましょう。予防医学は3段階に分かれており、1次予防は『病気を未然に防ぐこと』2次予防は『早期治療に取り組むこと』3次予防は『病気の増悪防止や再発防止に努めること』となっています。

1次予防は生活習慣の改善や適度な運動をすることで健康な体を保つことです。予防接種も1次予防に該当するので、すでに行えている方もいますよね。食生活の見直しや簡単な運動から始めてみましょう。2次予防は健康診断や検査を定期的に受けることで病気を早期発見することです。会社などで行う1年に1度の健康診断も予防医学の1つになっています。がんなどの病気は早期発見することが完治への近道なので、少しでも身体に不調のある部分があったら自分から積極的に検査を行いましょう。検査に行くのは面倒だと思いますが、病気を早期発見できて早く治療を行える方が身体にとってよっぽど楽なことです。

3次予防は既に病気の方又は病気になったことのある方向けのものです。大変だと思いますがリハビリを行うことで健康な身体を取り戻したり、定期健診には必ず行くことで再発の早期発見に努めましょう。このように老若男女問わず幅広い方が行える内容になっています。自分に合ったものを少しずつでも実践することで健康で充実した生活を目指しましょう。